スバス・チャンドラ・ボース研究
『インパールの戦い ほんとうに「愚戦」だったのか』笠井亮平 「インパール作戦」は、「無謀な作戦」の代名詞として使われる。 日本からの視点で、失敗の責任は牟田口廉也中将の独断で、兵站に問題があり、多くの日本兵が死亡した「史上最悪の作戦」と言われ…
『モディが変えるインド 台頭するアジア巨大国家の「静かな革命」』笠井亮平 著(2018年) モディ首相が勝利した2014年総選挙。政策面での争点は、大きく分けて三つあった。経済再生、汚職対策、ガバナンスである。 首相就任後、争点に対して、次々と手をう…
『インド三国志』(陳舜臣) インドの独立の源流をさかのぼるため、この本に出会った。 (1)インドを支配したイギリス東インド会社↓(2)ムガールの衰退、マラーター同盟の抵抗↓(3)アウラングゼーブ帝による長期遠征・対マラーター王国(シヴァージー)・対ラージプ…
スバス・チャンドラ・ボースの研究をしたいと思ったきっかけのエピソードを紹介します。 日本では、マハトマ・ガンジーの非暴力不服従ばかり知られています。とても高尚な理想です。 一方、日本の教科書において、チャンドラ・ボースは、意図的にフォーカス…